SAnoSA 国産ベチバーのハーブウォーター生産・販売

こだわり

ベチバーを育てている八女市星野村の風景
八女市星野村の高木農園

最高級のお茶である玉露の産地として山間に開かれた棚田、澄んだ空気により空や星が奇麗な星野村。
ここで高木農園は270年前江戸時代中期から庄屋として農林業を営んできました。高度成長期は林業、輸入材の普及と共に茶と米、そして柚子へと多角化してきました。そして九州北部豪雨災害を機にベチバーへ。星野村のありのままの山の恵みを大切にと自然栽培に取り組んでいます。

ベチバーの種類

温かい地域を好むベチバーは冬場の管理は大変ですが自然栽培にこだわる為、夏の雑草管理は更に大変です。

ベチバーを栽培している高木農園

元気な作物は元気な苗から、目利きは新根と新芽の出方で判断しています。

国内では珍しい国産ベチバー

成長したベチバーの根は太くて固くて切るのも力がいります。

「 作った人(生産者)の顔 」と「 作った人(加工者)の顔 」が見える
実直で気持ちのよい、安心できる商品ができました。
100%植物由来・無添加

私たちはこれまでも、100%植物由来・無添加にこだわった消臭スプレーを提供してまいりました。植物から抽出された芳香蒸留水やエッセンシャルオイルは、赤ちゃんからお年寄りまで、どこでもご使用いただける商品です。

原料栽培から製造・販売まで

今回、商品の品質をさらに向上させるため、私たちが新たに拠点とする星野村(福岡県八女市)で作られた原料(作物)を用い、加工・製造まで行う新事業を立ち上げました。"作った人(生産者)の顔"と"作った人(加工者)の顔"が見える、実直で気持ちのよい、安心できる商品となっております。

星野村の自然とともに

最初に取り組んでいるベチバーの栽培には耕作放棄地を活用し、さらに、その強靭な根は昨今の豪雨によって被害にあった星野村の土壌強化にも一役かっています。これからも九州沖縄の素材を活用し安全に配慮した商品づくりに挑戦して、お客様へ自然素材に包まれた安全・快適・健康な暮らしをお届けしたいと考えています。

フローラ美工の取り組み

里山の作法

2012年7月に起こった九州北部豪雨災害で甚大な被害を蒙った福岡県八女市星野村。
沖縄県での土壌流出防止に向けたベチバー活用の取り組みを参考にして、
弱い斜面や休耕地にベチバーを植え始めました。
コンクリートで固めるという戦後一般的な法面固定法から
植物を活用した新たな方法を研究しています。
そして2013年7月には経済産業省より、星野村高木農園におけるベチバー栽培と
フローラ美工における加工商品化が国の農商工等連携事業に認定されました。

八女市星野村は福岡県南部の山間に流れる星野川沿いに佇む小さな村で、
日本でも最高品質の緑茶の産地ですが、高齢化や人口減少とともに、
茶畑や棚田の手入れがなされず荒廃してゆく姿が目につきます。

「地域のみんなで助け合って自然とまっすぐに向き合い、万物に感謝しながら生きる」
 星野村には、そんな古き良き日本の暮らしが残されています。
昔ながらの暮らしの規範、あり方を里山の作法と考えて
いつまでも宝物として大事にしたいとこの事業に取り組んでいます。
そこで里山の作法を略して、この事業を「SA no SA」(さのさ)と名付けました。

 新たな農業のカタチを目指しながら、
若者や移住者の増加により星野村の美しい自然が次世代に残され、
これまで大切に受け継がれてきた古き良き里山の暮らし、
そのライフスタイルも伝えてゆけたらと考えています。

豊かな自然 星野村と国産ベチバー